鉄は日本の基幹産業で、依然として重要なことに変わりなく、
連綿と続けられてきた研究開発の蓄積の結果、
鉄鋼の金属材料として使いやすいと言われている。
鉄と社史120年 |
1902年
10月
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山口熊太郎が現在の墨田区太平にて、旋盤挽長尺シャフトメーカー「山口鉄工所」を始める。
シャフトは産業機械を駆動する為にはなくてはならない物として多くの産業に必要とされており、 シャフト加工の先駆者として、幅広く使用される。 |
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1923年
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関東大震災が発生し工場は焼けてしまったが、
鉄の需要が高まりもあり、工場を再建して地道に軌道に乗せて販売を広げていく。 |
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1937年
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2代目 山口信三が事業を拡張、
電動用品工具の販売を始めて機械産業に貢献する。 |
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1946年
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第二次世界大戦の戦禍により再び工場を消失してしまったが、
再度工場を再建し、すぐに工場も営業所も元の場所で再稼働する。 |
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1952年
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シャフトの製造設備を当時の旋盤加工から最新の設備にする為、
外国からダイスを使い短時間で製品を加工できる機械設備を購入する。 このとき更に売り上げを伸ばす。 |
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1974年
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3代目 山口幸保が社長に就任する。
度重なる増資を行い資本金を2,500万円にし事業を伸ばす。 |
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1982年
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東京都墨田区太平の工場の規模拡大と周辺環境問題を鑑み、
工場を千葉県千葉市花見川区に移して稼働させる。 同時に、浦安営業所を開設してシャフトの販路を広げる。 |
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1983年
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本社を東京都墨田区太平の工場跡地に建て、
シャフト部門と工業機器部門を独立させ、部門制度の営業を開始する。 |
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2001年
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資本金を3,300万円に増資する。
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2008年
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現在の4代目 山口達也が社長に就任する。
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2016年
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シャフトの機械設備の連続抽伸機ラインを入れ替えて、生産効率を向上させる。
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2017年
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シャフトの機械設備のディスケーラーを入れ替えて、生産効率を向上させる。
同時に曲がり矯正器を導入する。 |
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現在に至る
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100年先の日本の鉄を見据えて |
株式会社 山口シャフト
代表取締役 山口 達也
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鉄は自動車や建築、さらに農機具などの機械部品の主要な所に広く使われており、これからもさまざまな用途に対応するために研究されている点、
合金化により多様な性質を得られる点から、 近年粗鋼材料価格が上昇しつつも他の金属と比較すると安価で製作可能であり、今後も他の金属の追従は受けにくいと思われる。 そして世界を見ても新興国による急速なインフラ整備を始め、
鉄の需要はこれからも増え、大きな市場となることは間違いない。 さらに地球環境が取り沙汰される中で、
鉄はリサイクルするのに他の金属に比べ低コストで精錬可能な点から、 鉄に替わる素材は、100年後にも出てこないであろうと言われている。 鉄鋼産業ならびに機械設備産業は、
これからも成長するための更なる研究と最新開発を惜しまず行うことで、 地球の発展に寄与していくだろう。 最新設備と技術を常に導入し続け先進性を維持し、
メーカとの共同開発や顧客ニーズに対する柔軟な対応など、 日本や地域社会に必要とされ貢献できる会社であり続けたいと思う。 |
会社概要 |
会社名 |
株式会社 山口シャフト YAMAGUCHI-SHAFT CO.,LTD
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創業 |
明治35年10月
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設立 |
昭和27年9月
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資本金 |
3,300万円
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代表者 |
代表取締役 山口 達也
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所在地 |
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従業員 |
50名
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お問い合わせ |
TEL:03-3624-6211(代) FAX:03-3624-7612
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営業品目 |
● 伝動機器部
動力伝動装置要品減速機変速機油圧空圧危機荷役運搬機器各種軸受各種ポンプ機械工業用材料各種工具その他関連省力化機器
● 産業機器部
旋盤挽長尺シャフト旋盤挽きネジ製鋼製紙用ロール産業機械各種機器鋳鋼鋳物鍛造品製缶設計及び制作
● 引抜磨棒鋼の製造、販売
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許認可 |
機械器具設置工事業機械器具設置工事業東京都知事許可(般-28)第42402号
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取引金融機関 |
商工組合中央金庫 本店三菱東京UFJ銀行 亀戸支店/押上支店三井住友銀行 錦糸町支店みずほ銀行 錦糸町支店/押上支店朝日信用金庫 押上支店
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加盟団体 |
東京伝動機商組合関東磨棒鋼工業協同組合東京機械工具組合千葉鉄工業団地協同組合東京商工会議所(C0731161)
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主要納入得意先(工業機器部) |
(五十音順敬称略)
株式会社アイシン株式会社アサヒアシザワ・ファインテック株式会社芦穂崎工業株式会社アルケア株式会社イチカワ株式会社株式会社イチネンケミカルズ株式会社大久保製壜所株式会社オーツカ株式会社川島製作所株式会社クボタ株式会社シンク・ラボラトリータイホーエンジニアリング株式会社第一合同商事株式会社東京製綱株式会社日新糧機工業株式会社日本ゴンドラ株式会社ニホン総工株式会社富士フイルムヘルスケア株式会社双葉電子工業株式会社
主要仕入先メーカー(抜粋) |
(五十音順敬称略)
● 製鋼メーカー
王子製鉄株式会社株式会社中山製鋼所JFEスチール株式会社日本製鉄株式会社山陽特殊製鋼株式会社朝日工業株式会社新関西製鐵株式会社三菱製鋼株式会社
● 機械・設備
伊藤機工株式会社WINOA IKK JAPAN株式会社株式会社川副機械製作所株式会社コーキ宮崎機械システム株式会社中部資材株式会社
● 取引商社
阪和興業株式会社中山通商株式会社佐藤商事株式会社
● 原動機器
青木精密工業株式会社株式会社椿本チエイン住友重機械工業株式会社三木プーリ株式会社富士電機株式会社三菱電機株式会社
● 空油圧機器
株式会社TAIYO株式会社コガネイSMC株式会社CKD株式会社
● 自動化制御機器
THK株式会社
● 伝導機器
三ツ星ベルト株式会社小原歯車工業株式会社FYH株式会社株式会社不二越鍋屋バイテック会社NOK株式会社協育歯車工業株式会社
● 産業機器及び鋼鉄
日本ギア工業株式会社
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沿革 |
明治35年 | 10月 |
墨田区太平に旋盤挽長尺シャフトメーカー山口鉄工所創立
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昭和7年 | 4月 |
山口鉄工所を山口軸重工機合資会社と改組
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昭和12年 | 4月 |
営業部を拡張し伝導要品機械工具等の販売を始める
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昭和22年 | 1月 |
墨田区東両国に株式会社山口シャフトを設立、営業部を独立
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昭和23年 | 9月 |
千代田区神田に神田営業所を開設
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昭和27年 | 3月 |
墨田区太平町工場に引抜きシャフト部門を設置、製造を始める
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9月 |
神田営業所を法人化し、山口シャフト株式会社とする
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昭和29年 | 2月 |
株式会社山口シャフトと社名を変更し企業の合理化をはかる
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昭和36年 | 8月 |
資本金3,000千円に増資
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11月 |
増資を行い資本金6,000千円
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昭和38年 | 1月 |
関連会社山口ビルを設立し、同時に本社を墨田区両国に移転
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昭和39年 | 9月 |
山口ビル落成
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昭和46年 | 12月 |
資本金9,000千円に増資
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昭和49年 | 12月 |
資本金25,000千円に増資
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昭和52年 | 7月 |
本社を墨田区本所に移転
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昭和56年 | 1月 |
製造部の拡充を図るため、磨棒鋼製造部と機械加工部を分離し、工場の移転建設に着手
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昭和57年 | 4月 |
千葉市千種町鉄工業団地に千葉工場(磨棒部引抜きシャフト工場)完成、稼動
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5月 |
浦安鉄鋼団地に磨棒部浦安営業所開設
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昭和58年 | 6月 |
現在地に本社ビル落成、本所より本社移転
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11月 |
工業機器部千葉営業所を、千葉市作草部町に開設
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平成元年 | 5月 |
工業機器部吉川出張所開設(埼玉県吉川町)
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平成2年 | 3月 |
千葉工業敷地に新社屋及び倉庫落成、工業機器部、千葉営業所、千葉市作草部町より移転開設
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平成4年 | 8月 |
浦安営業所事務所、老朽化のため新築建替
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平成7年 | 10月 |
本社工業機器部倉庫改築
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平成13年 | 9月 |
(株)山口ビルを吸収合併し資本金33,000千円に増資
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平成25年 | 8月 |
平成25年8月19日に浦安営業所を千葉県浦安市鉄鋼通り3-5-4に移転
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平成28年 | 9月 |
千葉工場に連続抽伸ライン稼働
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現在に至る
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事業所紹介 |
明治35年創業、創業120年余と歴史があり、東京都墨田区にあります。磨鋼部と工業機器部があり、磨棒鋼・引抜磨棒鋼での先駆けメーカーとして豊富な経験と技術の蓄積を得て今日に至っております。
浦安営業所は、その名も「鉄鋼通り」という地名の鉄鋼団地内にあります。鉄鋼通りは、あらゆる鋼材がそろう「鉄の市場」で、日本最大の機能を誇る鉄鋼流通基地です。
千葉営業所は、千葉鉄工業団地内にあります。千葉鉄工業団地は、金属製品製造業、一般機械器具製造業、鉄鋼業、木材木製品製造業、道路貨物運送業、医療材料、機器製造業、小売業など組合員数27社で構成されるテクノスポットです。
本社・倉庫
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浦安営業所・倉庫
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千葉工場・営業所
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〒130-0012
東京都墨田区太平1-26-17
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〒279-0025
千葉県浦安市鉄鋼通り3-5-4
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〒262-0012
千葉市花見川区千種町26 (千葉鉄工業団地内)
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